A教室のHさんがハーダンガー刺繍に取り掛かられたので、私も久しぶりに復習することにしました。
練習用なので専用の布と糸でなく、ヤレ布にヤレ糸でいいや~と思って気を抜いて刺していたら案の定、途中で一目ずれているのに気づき・・・
とたんにやる気が失せてしまった次第です。
一目(繊維2本)なんて気にしなくていいんじゃない?とお思いでしょうが、目数を数える区限刺繍はそうはいきません。
すべてがずれてしまって後々とんでもないことになります。
フリーのステッチなら少々の刺し間違いはいくらでも修正がききますし'味'になりますが、今回はやっぱりやり直しです。
気を取り直すためにブレイクタイムにしました。
先日、妹が「ほっとしたいときにチョコレートドリンク飲んでね」と送ってくれたとっておきがあったので、
彼女が高校生の時に、私に買ってきてくれた益子焼のカップでほっとひと息。
間違いに気づいた時、どうするか・・・
怪我の功名ということもあるかもしれません。その先に正解があるのかもしれません。
でも・・・やはり間違えたら気づいた時に正すべきと思います。
大ごとになる前に・・・
やり直すことは自らの過ちを認めなければならないような苦い思いもありますし、勇気がいるものです。
でも間違いを改めながら同じ道をなぞることは決して後ろ向きなことではなく、きっとその途中には進歩も成果も新しい発見も隠れているでしょう。
決して間違えたことをとがめる訳ではありません。
間違えない人なんてどこにもいないのですから。。
よく間違える人の方が、物事の幾通りをも知る幅の広い味のある人かもしれませんね。
少し大げさな話をすれば今の世の中の流れ、特にこれからの女性の行く先に不安を感じます。
どこかで何か間違えてきたような・・・
労働即戦力の穴埋めと少子化の懸念とを同時に論じる矛盾はどうするのでしょう…?
さてと! ホットチョコのおかげで目数を数えなおす元気が出ました。
チョコ美味しかった。ありがとね。
このハーダンガー刺繍、出来上がったら、お礼に妹にあげようかな・・・
練習用というのは内緒でね。。